いらないものは手放そう〜ものも、人も、感情も。

雲ひとつない澄んだ青空のように…いらないものは捨てていくぞー!

出会い。

そうして初めて行った心療内科で


私は簡単なアンケートに答えて


診断を受け

カウンセリングを予約して帰宅した。


カウンセリングは

先生が勧めたわけでなく

自分がずっと気になることを確かめたくもあった。


そしてそのカウンセリングで

私は過去の自分に向き合うことが

今の自分、これからの自分に必要だということがわかった。


色んなものを敏感に感じとり

感情は蓄積し何層にもなり私の心に重しのようにずっしりと沈んでいた。

その重しが重すぎて

負の感情が浄化できなかった。


また自己肯定力がないにひとしく

私は自分の存在をとても粗末に扱ってきた。

愛してるよ、と抱きしめてあげるのは

自分自身でも良い事も初めて知った。


手放して許すこと

私が悪いわけでも

価値がなかったわけでもなく


そう思わせてしまった母も

苦しんでいたのだとわかった。


まずは自分を抱きしめて

その時を受け入れて

愛して手放していく


私は過去の自分たちに出会っていくことになった。

きっかけ。

暗い話が嫌な人は見ないようお願い申し上げます。


















今回自分自身を見つめ直す、物や人を手放す、断捨離をするきっかけになった出来事がありました。


希死念慮、猛烈に自死に囚われた事がきっかけです。


一度目の緊急事態宣言で

ほとんど外に出ず

コロナ鬱が悪化してたのもあるし

もともと内面はいつも不安定だったのもあるけれど


不安定さを

買い物で満たして

なんとかバランスをとって来たのだけれど


それさえする気力も湧かず

宅急便を受け取るのもコロナ禍で億劫になり

買い物さえしなくなったら。。。


ある日突然、何をしても眠れない夜に

えいや、と無理やり眠ろうと試みたら

何故か一瞬の隙に

カーテンレールに垂れ下がってたビニール紐がだらんと下に落ちていたのが目に入った。


そんなものがあったのも忘れてたのに

その瞬間までそれがそこにあったのも

忘れてたのに

それに囚われ目が離せなくなった。


首を吊るロープみたい、直ぐに思った。

そうしたら猛烈にその思いが走り出し

私はベッドの上で起き上がって

暫くずっとそれを眺めていた。


今もあの夜は何かに取り憑かれてたんだと思う


あの世とこの世の境目というか不思議な感覚を一晩ずっと味わって、戦って、泣いて

最後はその悪魔の様な紐をハサミで切って

誘惑を断ち切り


朝方ようやく眠りについた。


私はあの夜悶々としながらも

一方で清々しさもあったような

生にすがり死に憧れる

なんとも不思議な体験をした。


一つ言えるのは

朝を待つこと


明け方は生が始まる

澄んだ空気を吸い込んだら

明るくなってきた空と一緒に

夜の死への誘惑は溶けてなくなる


一晩乗り越えられたら

必ずまた乗り越えられる。


が、一方で自分が色々と限界なんだと思い

心療内科に行く事を決めた。

いつか…

いつかなんて


そんな日が永遠に来ないことがある事も


20年前最愛の人を突然失った日から


嫌ってほどわかってたはずなのに…


何を期待してたのか


いつか使う

いつかわかってくれると


思いながら色んなものを溜めてきたんだなぁ。


試供品なんてその最たる物で

おまけでくっ付いてきただけなのに


後生大事に


いつかをずっと期待して


ただのゴミとなりました。


なんでも今を大切に


いつかを待って捨てるくらいなら

今使おう


大事にとっておいたものだって

全部が全部日の目を見ることはないんだから


そしてその時には

その時のものがちゃんと用意されてる。