出会い。
そうして初めて行った心療内科で
私は簡単なアンケートに答えて
診断を受け
カウンセリングを予約して帰宅した。
カウンセリングは
先生が勧めたわけでなく
自分がずっと気になることを確かめたくもあった。
そしてそのカウンセリングで
私は過去の自分に向き合うことが
今の自分、これからの自分に必要だということがわかった。
色んなものを敏感に感じとり
感情は蓄積し何層にもなり私の心に重しのようにずっしりと沈んでいた。
その重しが重すぎて
負の感情が浄化できなかった。
また自己肯定力がないにひとしく
私は自分の存在をとても粗末に扱ってきた。
愛してるよ、と抱きしめてあげるのは
自分自身でも良い事も初めて知った。
手放して許すこと
私が悪いわけでも
価値がなかったわけでもなく
そう思わせてしまった母も
苦しんでいたのだとわかった。
まずは自分を抱きしめて
その時を受け入れて
愛して手放していく
私は過去の自分たちに出会っていくことになった。