いらないものは手放そう〜ものも、人も、感情も。

雲ひとつない澄んだ青空のように…いらないものは捨てていくぞー!

口紅。

今日はものを捨てようと


ずらーっと並んでる

コスメの断捨離に手をつけたら


口紅がざっと100個ほど集合…

唇は一つしかないのに


しかも口紅たちは

色も似たりよったり


だけどその口紅を捨てるのに

私はとても躊躇した。


口紅は私にとっていつかの恋の慰めだったのだ。


当時思うままに進めない恋に

のめり込んだ私は


彼と別れたあと

いつも帰り道に通るドラッグストアで

私は決まって口紅を買った。


離れた事が寂しくて

いつか終わる予感に耐えられず

口紅を買う事で何故か少し癒された。


そんな私の寂しさや切なさが

沢山詰まった口紅を

もう何年も使ってない口紅もあるのに

眺めては

どうしよう、捨てるか、捨てないか。


大きく抱えてきたものの一つ

捨てきれない感情のものの一つ


だから性懲りも無くぐるぐる考え


でも最後は

このブログの存在によって

自分に背中を押され


決めたんでしょ、捨てるんでしょ?

呪縛から解放するんでしょ?

自分の為に自分で。


また口紅を塗れる日が来たら

その時の自分に一番似合う口紅を選べば良い。


えい!っと思いきって全部捨てた。


不思議とゴミ箱に入った口紅たちは

もう過去になり

迷った気持ちも吹っ飛び一つ身軽になった。

そして恋も完全に過去のものになった。


なるほど、これが手放し捨てるということか。


確かにこれを続けていけば


私はいつか空にも舞い上がれるほど


身軽になるかもしれない。